大人になると夢を見れなくなる
「寝ている間に夢を見ないから、熟睡している」
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実は、コレ間違いです。
年齢を重ねると、睡眠の質が落ち、夢を見れなくなります。
老けると、色んな事を諦めてしまいがちです。
「もう年だし」「オバサンだし」と。
寝ている時の夢も、起きている時の夢すら見れなくなり、さらに老け込みます。
もう一度夢を見て、若々しく生き生きと生きるために…
大人になると夢を見なくなるワケ
私たちは寝ている間に、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を繰り返しています。年齢を重ねると、この2つの眠りのサイクルが早くなります。
子供は60分~80分で5-6回サイクルを繰り返して目覚めます。そのため、8~9時間と長時間眠ることができます。
若い人は90分~110分で5サイクルなので、7時間半~8時間眠ることができます。
高齢者になると、1サイクルが80分と短くなるため、長時間眠れなくなるのです。
特に、浅い眠りの時間(レム睡眠)の時間が減ってくるため、夢を見ることができなくなります。
睡眠ホルモンが出なくなる
メラトニンという睡眠に深い関係を持つホルモンがあります。この睡眠ホルモンは、年齢とともに分泌量が減ってきます。
メラトニンが減ると、浅い眠り(レム睡眠)の時間が短くなり、睡眠の質が落ちてしまいます。
メリハリのある生活で睡眠ホルモンが回復
年齢と共に減ってくるメラトニンを、寝ている間に分泌させるためには、メリハリのある生活が大切です。
メラトニンは暗くなると分泌されます。
朝起きて、太陽の光を浴びる事で、メラトニンの分泌をピタッと止める必要があります。
そうすることで、体内時計が朝にリセットされ、14時間後くらいに眠った時に、再度分泌されるようになります。
高齢者になると、昼と夜のメラトニンの分泌量の差がなだらかで、メリハリがなくなってきます。
特に、認知症患者は、夜間徘徊や昼夜逆転などが起きやすいです。昼間寝ていて夜徘徊をする患者のメラトニンの分泌量は、1日を通してメリハリがないそうです。
ベッドでスマホに注意
布団に入ってついつい寝る前の最後のスマホチェックをしてしまいます。
そうすると、LEDの明りで、メラトニンの分泌が抑制されます。
メラトニンの分泌にメリハリをつけるために、アイマスクをして寝るのもおすすめです。
寝ている時に、リラックスをする音楽をかけるのもよいです。小鳥のさえずり、川のせせらぎ、木の葉の舞う風の音など、アルファ波を刺激するような適度な音が睡眠に効果的です。
まとめ
年齢を重ねると、睡眠の質が低下します。
日々忙しくしていると、夜ぐっすり寝ているつもりでも、脳の中では睡眠ホルモンが分泌されず、体も肌も回復しきれていないのです。
手は体の末端にあるため、血行が行き届きません。体が回復しきれない状態で、手肌まで回復できているはずがありません。
手のシワ、しみ、血管の浮き、指の関節が太くなるなど、オバサンの手にお悩みの方は、睡眠のように、生活習慣の改善も大切になってきます。
多くの女性に正しいハンドケアをお伝えして、美しい手になっていただきたい!
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