〈手肌のくすみ〉原因が色々あった!あなたのくすみの原因は?
若い子と手を並べてみると、明らかに自分の手の色が暗い…と感じた事はありませんか?
手肌がくすんでいるのです。
くすみとは、肌の透明感や明るさが失われ、暗く見える状態です。手肌がくすんでいると、実年齢より老けて見えてしまいます。
「くすみ」と一言で言っても、実は原因は1つではありません。そして、その原因によって、対策も異なります。
まずは自分の手肌のくすみがどのタイプに当てはまるのかを確認し、それに合った対策をしていきましょう!
くすみのタイプ
タイプ① 老化角質
老化角質が肌に蓄積されて厚く重なり、手肌がグレーっぽく見える状態のくすみです。
本来であれば、自然とはがれて落ちるはずの古くなった角質が、きちんとはがれ落ちずに肌表面に蓄積されることが原因で起きます。
老化角質にはメラニンが含まれているので、厚く重なると灰色がかって見えます。
タイプ② 乾燥
乾燥によって肌がカサついて毛羽立ち、タイプ①と同様にグレーっぽく見えるくすみです。乾燥して表面が荒れた肌は、光が乱反射して、暗く見えてしまいます。
また、肌が乾燥すると肌内部の水分を守ろうとして、角質層がミルフィーユのように蓄積して重なります。
本来、一定の期間できちんとはがれ落ちるはずの古い角質が肌表面に重なるので、タイプ①と同じ状態になります。
とくに気温が下がり、乾燥しやすい秋冬になりやすいです。
タイプ③ 血行不良
血色が悪いことによって、手肌が青黒く不健康に見えてしまうタイプのくすみです。
このタイプの方は、手肌だけでなく、爪の色も青紫になっていたり、目の下にクマができていることも多いです。
身体の冷えや運動不足、貧血などが原因で起こりやすいです。
タイプ④ メラニン
手肌は気づかぬ内に紫外線が当たってしまう箇所です。紫外線によりできたメラニンがうまく排出されずに肌に蓄積すると、くすんでしまいます。手の甲全体が日焼けした様に茶黒っぽくなります。
メラニンによるくすみが定着すると、シミにも発展します。
また、紫外線でダメージを受けた肌は、タイプ⑥の糖化をしやすくなり、黄色っぽいくすみも出てきます。
タイプ⑤ 色素沈着
下着が擦れたり、股ずれになると色素が沈着します。
それと同じように、手肌をいつもこすったり、傷ができるなど、摩擦があると、黒くくすんでしまいます。
タイプ⑥ 糖質、脂質の摂りすぎ
炭水化物や砂糖などに含まれる糖質を過剰に摂取する、または脂肪分を過剰に摂取すると、肌が黄色っぽくくすみます。
さらに、糖質や脂質の多い食事をしていると、「遊離脂肪酸」という脂肪酸の濃度が高まります。糖尿病の方は、この遊離脂肪酸の濃度が高くなります。これがメラニンを活性化させることがあります。
そのため、紫外線を浴びていなくても「遊離脂肪酸」が原因で皮脂ヤケをし、メラニンによるくすみが起こる可能性があります。
また、ストレスや加齢、喫煙をきっかけに、「遊離脂肪酸」の濃度が高まる事があります。
タイプ ⑦ 酸化
活性酸素によって皮膚内の脂質が酸化すると、肌が黄色っぽくくすみます。
ストレス、乱れた食生活、喫煙、運動不足などで、活性酸素が発生します。
ここまで、くすみの原因タイプをご紹介してきました。
あなたのくすみは、どのタイプか分かりましたか?今度は、そのタイプによって、どういったケアが必要なのかを、見ていきましょう。
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