へバーデン結節(指の変形)を発症!!
日本ハンドビューティー協会代表理事の加藤由利子です。
人に手の若返りを指導している身でありながら、なんと、自身がへバーデン結節を発症しました。
お恥ずかしい話ですが、人に指導はしていたものの、「自分はまだ若いし大丈夫」と何も対応をしていませんでした。
しかし、指に異変を感じて、すぐにへバーデン結節ではないか?と気づいたため、対策を取ることができ、発症から2か月で既に改善してきました。
症状や改善後の状態を解説します。
へバーデン結節について
へバーデン結節は、女性ホルモンが関係していると言われ、閉経前後の女性が発症する事が多く、60代女性が発症数としてはピークです。
30代の私はかなり早い発症です。
指の変形はまだない、と思って侮っている方!私のようにある日突然発症する人もいますから、要注意です。
指が曲がっているだけで、「老人の手」に見えます。しかも、見た目だけでなく、腫れて痛い!指が曲げられない!と、生活にも支障をきたします。
普段の生活で予防を取り入れるか、発症して早い段階で対応すれば、進行を遅らせる事ができる、というのを今回自分の手を使って実証しました。
症状やその経過のご説明をします。
へバーデン結節の症状と経過
【3ヶ月程前】
左手の小指の第一関節になんだか”違和感”を感じていました。
パソコンで小指を頻繁に使うため、腱鞘炎かと思い、指のストレッチなどをしていました。
【2か月前】
重い物を運んで作業をした日に、小指の関節が腫れて痛くなりました。
ここですぐに、へバーデン結節の発症を疑い、整形外科でレントゲンを撮影。
骨には異常がなく、へバーデン結節だとは断定できないと言われ、腫れを抑える薬を1週間処方してもらいました。
指をテーピングで固定し、薬を飲みましたが、腫れも痛みも酷くなるばかりでした。
左手の小指に腫れと痛み。指を曲げる事もできなくなりました。
仕事でパソコンを使うので、テーピングをしていても小指を使う度に痛かったです。
普段、小指なんて意識をしていませんが、実は生活の中で意外と小指を使っている事を実感しました。
右手の小指と比べると、違いは一目瞭然です。
右手の小指は異常なし。
【4週間前】
薬では無理だと感じ、普段自分が指導している、へバーデン結節の対処法を試す。
軟骨に必要な栄養素を補うサプリメントと手のストレッチを毎日行う。
夏の暑さで、アイスクリームばかり食べていたため、これも関節にはNGでした。
今年の夏はアイスを一切絶ちました。
【現在】
今では腫れも痛みもほとんどなくなりました。
テーピングがなくてもパソコンが打てるようになるまで回復。
指も曲げれるようになりました。
私はとても努力したしたわけではありません。
日々の生活で、ほんの少しだけ指の関節によい事をしただけです。
手の関節のお悩みがある方は、ご相談ください。
お近くのハンドビューティーコンサルタントをご紹介します。
手のお悩み相談は、コチラ